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私も少し元気が出てきました。 [応援]

 

 今回の地震により福島原子力発電所で事故が起きた時、

 とっさに1999年の東海村JCO臨界事故を思い出しました。

 

 前回とは事故の形体は違っていても、

 修理に当たる関係者の安全管理はどうなっているのかが気になりました。

 そして恐れていたことが起こってしまいました。  

 まさかこのような形で、被曝者が出るとは。

 今回も協力会社の社員さんでした。 東海のときと同じです。

 短靴で入ったなど、いろいろ事情が重なったとは思いますが、

 根本的に東京電力の危機管理の甘さがあったことは否めないのでは。

 以前の事故が、他山の事として深刻にとらえず

 何の教訓にもなっていなかったのではと悲しくなります。

 

 詳しいことは分かりませんが、報道では、

 β線は、真皮までは透過しないといっていましたので、

 軽い症状ですむことを願い、1日も早いご回復を祈るばかりです。

 

 実際に危険な現場に入り日本を救うために復旧作業をなさっておられる皆様に

 ほんとうに頭が下がります。ありがとうございます。

 

 

 前回に書きましたように、テレビを余り見ないように心を切り替え

 ここの所やっと元気が出てきました。

 

 お米はいつも生協から取り寄せていましたが、

 この災害で欠品が続き、米びつの底が見える状態でした。

 一時は姿を消したというお米も今は

 スーパーに山積みになっているというのを聞き

 車が無いので、5kgをリュックに背負って買ってきました。

 

 話は横道にそれますが・・・

 この5kgの重さが結構肩に食い込みます。

 フッといつも身体の弱い息子をおぶってくれていた母のことを思いました。

 ちょうど今の私と同じぐらいの年令だったのに、

 よくもマアこの重さの子を背負ってくれていたものだと

 あらためて今は亡き母のありがたさを再認識しました。

 そう思うと背中の重みが息子の重みに思えてきて、重さも余り苦にならず

 なんとなく温かみまで感じて、懐かしい思いにふけりながら家路に着きました。

 

 

 元気が出てきたとはいえ、まだどこにも出かけていないので、

 2月末に湯島天神にいった時の写真しかありませが。

 近くには、こんな懐かしさを感じる建物が。

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 女坂から見上げると、梅の花がほんの少しだけ咲いていました。

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 入学祈願の絵馬でしょうか。こんなにたくさん奉納されていました。

 これでは神様も、願い事をかなえてあげるのが大変ですね。

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 ほんの少し咲いていた梅の花を見つけて

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 震災から2週間以上が経過し、

 食料等の物資の支援が少しずつ良くなっています。

 まだまだ予断は許しませんが、まずは ほっと一安心です。

 

 後は少しでも買い物をして(買占めではアリマセンよ)

 ほんのほんの僅ですが落ち込んだ消費回復に貢献することです。

 そうすることで、被災地の皆さんを応援することにもなると思いますから。

            

 

 ご近所の椿

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 うちでもスノードロップが咲いていました。

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 クリスマスローズも咲いていました。

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 豆の花も可愛いです。

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 桜草も少しですが咲いていました。

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 知らない間に春はすぐそこまで来ていました。

 被災者の皆様の心にも一時も早い春が訪れますこと祈っています。

 


明るい春が早く訪れますように [応援]

  
 3月11日のあの悪夢のような日から10日余がたちました。

 被災された方々にとっては辛く長い日々であった事を考えると心が痛みます。

 やっと全国からの救援物資の配送もどうにか始まり

 少しづつ救援活動も機能してきたことにいくらかほっとしております。

 

 被災された方々をはじめ

 いまだ消息の得られないご家族を探しておられる方々の御心労も

 極限に達していることと推察いたします。

 心からお見舞い申し上げます。

 

 またいまだ身元が分からず安置所におられる亡くなられた方々が、

 1日もはやくご家族の下に帰られますことを願い、

 心からご冥福をお祈り申しあげます。

 

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 災害地で、救援、救助、復興に御努力している皆様

  福島原発事故の現場で生命の危険を顧みず働いていただいていいる皆様

 心から御礼申し上げます。

 そしてその後ろをしっかりと守っておられるご家族の皆様

 ほんとうにありがとうございます。

 東京消防庁の記者会見で、

 「信じています」「日本の救世主になってください」と言う奥様達のメールに

 心が震えました。

 

      

 毎日テレビを見ては、何も出来ない後ろめたさに、

 心も暗く落ち込んでおりましたが、

 昨日、精神科医の香山リカ先生のこんな記事を読みました。

 概略ですが

 繰り返し映像を見ることで被災者に感情移入して心がダメージを受け

 元気が出なかったり、落ち込んだりする事がある。

 今 何も出来なくて情けないと後ろめたく思うことも、

 私達が元気出さなきゃと必要以上に前向きになることもない。

 今 必要なのは心身の健康を保つことが大切。

 力を蓄えておくことも貢献にちながるのでは。

 今回は長丁場。いくらでも交代要員が必要になる。

 出番は必ず回ってくる。

 

 この記事を読んで、我に返りました。

 そうです。テレビを見て落ち込んでいる場合ではないのです。

 

 今は自分がやってきたこと、義援金はもちろんの事、余分なものは買わない

 少しでも節電を心がける、等々これからも続けていけば

 少しでも応援していることになるのです。

 

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 それから山田洋次監督の記事に

 ー前略ー

 家を失い寒風に晒されている人に、海に襲われて水の中で果てた人に

 東京の家の中から何かを言うことなんて・・・ とてもできません。

 ー中略ー 

 貧弱な想像力を懸命に働かせて被災地の人たちを思い続けたい

 そうすることでつながっていたい。

 

 私もいつまでも被災地の人たちを思い続けます。

 そして応援し続けます。

 

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