昔使ったものを思い出して [趣味・お出かけ・雑文]
ゴーバさんの手作り布マスクの
つけごこちの良さを記事で拝見して
夏場に向けて
この息苦しさを何とかしなければと思っていたので
遅ればせながらマスクを作ってみようと思い立ちました。
と言ってもミシンはもう10年あまり使っていないし
もともと裁縫が得意な方でもないので
迷いに迷いながら、ミシンを引っ張り出しました。
もう30年以上前の代物で、その頃は結構使用していたので
故障なくうまく動くか心配でした。
まず糸掛けをしようと思ったら???
年を取るという事は恐ろしいことです。
若い頃は何年ブランクがあってもこんなことはなかっだろうに。
ああだ、こうだと触りまくっているうちに
記憶が蘇えってきました。
(いとも簡単な操作だったのですが・・・)
次は糸通しです。
今のミシンは糸通しが簡単と聞いていますが、
昔のものは、視力が落ちて糸穴が見えないところを
ほとんど感で通さなくてはなりません。
何時かおばあさんの知恵袋で、
糸の先をボンドで固めると良いというのを思い出し
実行してみましたら大成功!うまくいきました。
ユーチューブを見て型紙を取りやっと活動開始です。
いろいろのタイプの物が載っていましたので
それぞれ挑戦してみました。
山形のタイプは、人がしていると恰好良くて
すぐに飛びつきましたが、
鼻の高さや耳の位置の違いでフィット感が微妙に違うような。
結局ハンカチを折りたたんで作った右端の花柄のが
一番着け心地が良くてお気に入りとなりました。
その下にある紫のは、馬油を購入したおまけに頂いた
折り方説明付きのハーフガーゼタオルで作ったもので
これもまたハンカチよりも簡単でミシンも使わず出来るのですが
簡単すぎて面白みに欠けるところが難点という贅沢な感想。
でも着け心地は良いと思いました。
このマスクくを作るにあたりアイロンが重要でした。
初め普通のアイロンを使っていましたが
どうも使い勝手が悪く
ふと昔々大昔 母が着物を縫う時に使っていた
電気ゴテを思い出しました。
なんでも捨てずに残しておく性格がここで役立ちました。
持った感じは軽いし、すぐに熱くなるし、
先が細くなっているので
これがまたすこぶる使いやすいのです。
不器用な私にとって最高の道具となりました。
というわけで昔の道具が大いに役に立ったというお話です。
これは道具ではありませんが、
父が亡くなって30年以上
1回も植え替えることもされずに生き残っていたサツキ
今年も咲きました。
昨年花が終わった時、
感謝の肥料をした方が良いと教えてもらい施しましたら
昨年よりも沢山蕾を付けています。
30年以上も根の整理もせずにこんなに花を咲かせるのは
珍しいのではと思います。
初め50鉢以上はあったのですが、
私が手を加えて根の整理などをするたびに枯れていき
手を掛けないでいた3鉢だけ残りました。
あと2鉢も蕾を付けています。
父が手伝ってくれていると思うので
今年もそのまま肥料だけ与えて過ごすつもりです。